劣化した外壁や屋根。メンテンナンスの時期です。外壁は雨だれによる汚れでうす汚れ美観を損なっています。
屋根は常に紫外線や雨風が直接あたる部分です。劣化サインを見逃さないようにしましょう。

まず足場を架けます。足場を積んでくるトラックは邪魔にならないよう家の前や横に停車させてもらい足場を組んでいきます。足場をかけたら、飛散防止シート（周りに汚れや塗料が飛ばないよう）を貼ります。

屋根と外壁についている汚れをすべて落とします。この作業はとても重要です。

汚れが残ったまま塗装をすると塗料が剥がれてしまったり、不具合に繋がります。丁寧に汚れを落とします。

古くなった目地のコーキングは痩せたりひび割れています。日々の紫外線や、振動からだんだん劣化していきます。古くなったコーキング材をすべて撤去してからプライマー塗装し、新しいコーキング材を打っていきます。

一番最初の下塗りです。
下塗りは一番大切と言っても良いでしょう。なぜなら、下塗り材は中塗り、上塗り材を密着させる重要な役割があります。しっかりと塗らないと中塗り、上塗りにも影響してきます。下塗りはしっかり丁寧に塗ります。

中塗り、上塗り作業の様子です。
ムラなく綺麗に塗っていきます。屋根も外壁も下塗り・中塗り・上塗りの３度塗りが基本です。

外壁も同じく下塗り作業がとても重要です。上塗り塗料が密着するように丁寧に下塗り材を塗っていきます。

今回は上部と下部と２色でわける２トーンカラー。上部のスムースクリームの中塗り、下部のミッドブランズウィックグリーンの中塗りの様子です。とても相性がよくバランスが取れた２色カラーです。

３度目の上塗り作業です。中塗りが乾いてから丁寧に仕上げ塗りとして塗っていきます。２度塗りと３度塗りとでは完成後が全く違います。ムラなくなり、艶がでてピカピカになります。

屋根の破風板塗装。破風の部分は木部のため２度塗りします。
最初にケレン作業（削る）をして整えてから塗装します。

建物の基礎を守るためにある水切り。水切り鉄部も２度塗りします。
色は他の付帯部と合わせて塗ると引き締まるため雨樋や破風板などと同色で塗られることが多いです。

雨樋、換気フードも他の付帯部と同色を使用しています。

屋根裏の換気できるガラリや霧除けは外壁のミッドブランズウィックグリーンと合わせて塗装。
スムースクリームとのバランスがとても良くいい感じになりました。

ベランダの防水。トップコート重ね塗りです。塗装が剥げていた部分もしっかり塗装され雨がふっても水はけがよくなり安心です。